ティラミスといえば、濃厚なマスカルポーネクリームとコーヒーシロップが滲みたビスケット!
「ビスケットが無い時は何で代用できるの?」
今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います!
本場のティラミスに使われるのは「ビスコッティ」と呼ばれる2度焼きされた硬いビスケットです。つまり、普通のビスケットで作るレシピもビスコッティの代用レシピなんです!
そう思うとビスケット以外のレシピにも気軽にチャレンジできますよね!
ビスケットの代用としてオススメなのはスポンジ!スポンジの他にも食パンやカステラでも代用出来ます!
そもそもティラミスとは?
ティラミスとは、エスプレッソを滲みこませたビスコッティとマスカルポーネクリームを交互に敷き詰めて、仕上げにココアパウダーやコーヒー豆を挽いたものを振りかけるお菓子です。
日本ではビスコッティの代用としてフィンガービスケットやケーキのスポンジなどが用いられることが多いです。
余談ですが、ティラミスの語源は、イタリア語の「Tirami su」=「私を元気づけて」という言葉なんだそうです。確かに美味しいティラミスを食べたら元気になれるかも!?
ビスケットの代用品の定番!「スポンジ」
ケーキのスポンジはもっとも良くビスケットの代用品として使われています。
「わざわざ焼くのは面倒くさい!」という方は、デコレーション用のスポンジケーキがオススメ!
デコレーション用のスポンジケーキはスーパーの製菓材料のコーナーに売っています。価格は500円ほど。
作り方はビスケットと変わりません。
スポンジをカットしてビスケットの代わりに敷いて、エスプレッソシロップをしみこませ、マスカルポーネクリームを重ねます。
ただし、スポンジはビスケットよりもエスプレッソを吸いこみやすいので苦くなり過ぎないように注意が必要です。
エスプレッソを薄めたり、砂糖を増やして苦みを抑えましょう!
アッサリした味わいに!「食パン」で代用!
甘みが無い分、あっさりした味わいになりますが、食パンでも代用できます。
他の材料より安価に用意出来ますし、一番手軽なのが食パンです。
ふわふわの食感が好みの方は耳を切り落として白い部分を、しっかりした食感が好みの方はパンの耳だけを使いましょう。
エスプレッソを吸い過ぎてびしゃびしゃになってしまうのが苦手な方はパンの耳だけを使うのがオススメです。
パンの耳を単体で購入したい場合はパン屋さんで入手できます。ティラミスを作った余りは砂糖をかけてラスクにすると美味しく食べられますよ!
意外に合う!「カステラ」でティラミス!
ティラミスに和菓子?と思うかもしれませんが、これが意外に合うんです!
卵たっぷりの甘い生地に苦みのあるエスプレッソが滲みて丁度良い塩梅!マスカルポーネクリームとの相性もピッタリです。
作り方はスポンジケーキと同じです。
甘みが強いカステラの場合、砂糖を余分に加える必要はありません。
ビスケットも代用品なら本格派のビスコッティで作ってみたい!
ビスケットもビスコッティの代用品です。せっかくならより本格的なビスコッティで作ってみたい!そんな方のためにビスコッティの作り方をご紹介します!
*ビスコッティの材料
グラニュー糖 大さじ4
卵 1個
ベーキングパウダー 4g
バター 10g
*作り方
(2)粉類を入れ、ゴムベラでサックリ切り混ぜます。
(3)ひとまとめの固まりにして、2センチ程度の厚みに成型します。
(4)180℃~190℃のオーブンで15分程度焼きます。
(5)焼いた生地を冷まし、1センチ程度の厚みにスライスします。
(6)切った生地を平らに並べ、160℃のオーブンで10分~15分焼いて完成です。
2回も焼くの!?と驚きますよね。「ビスコッティ」とは「2回」を意味する「ビス」と「焼く」という意味の「コット」を組み合わせた言葉なのです。
2回に分けて焼くことによって、普通のビスケットより硬くしっかりした歯ざわりになります。コーヒーやワインに浸して食べるのが本場の食べ方なのだとか!
ティラミスはビスケットで代用可能?【まとめ】
ティラミスのビスケットの代用品についてご紹介しました!オススメの代用品はスポンジケーキ!スーパーで焼いたものが500円くらいで購入できますので手軽にティラミスが作れます!
他にも食パンやカステラなどでも代用可能。使った素材によって甘みが違うので、エスプレッソシロップに加える砂糖を増減させて好みの味に調整してください!
ティラミスの材料としてメジャーなビスケットも実は本場の「ビスコッティ」の代用品!本格的に作ってみたい方はビスコッティから手作りしてみるのも素敵ですね!
手作りのお菓子の魅力は味はもちろん、工夫して作る過程を楽しむことにあります!
いろいろな材料にチャレンジして、是非お好みのティラミスを見つけてください!