生チョコを作ろうとして分離してしまった!そんな時でも焦らないで!少しくらいなら復活させられます!
生チョコが分離する原因は「生クリームの温度」にあります。チョコレートに入れる時の生クリームの温度が高過ぎるとチョコレートの油脂が一気に溶けて分離してしまうのです。
生クリームの温度が高すぎて分離してしまった時はもう一度溶かして適温の生クリームを加えて混ぜることによって復活させられます。
また、器具についた水分や汚れ、湯煎のお湯が入ったことが原因で分離してしまうこともあります。
この場合は固まるのは難しいことがあるので、無理に固めずリメイクして美味しく頂きましょう!
シナモンを入れて特別なホットチョコレートを作ったら生チョコと同じくらい素敵なスイーツになりますよ!
生チョコはどうして分離するの?
生チョコが分離する原因は大きく分けて2つです。
1つ目は生クリームの温度が高すぎること。もう1つは水などが混入してしまったことです。
チョコレートはカカオと油脂、砂糖を主な原料として作られています。市販の板チョコにはこの他にも植物性油脂なども含まれている為、製菓用のチョコレートより分離しやすくなっています。
チョコレートのお菓子を作る時は板チョコより分離しにくい製菓用のチョコレートを使うのがオススメ!
特にホワイトチョコレートやイチゴ味のチョコレートなどは油脂が多いので普通のチョコレートより分離しやすいです。
ホワイトチョコレートやイチゴチョコレートは特に製菓用を使うことをオススメします。
生クリーム分離時の復活方法!
生チョコに加える生クリームの適温は50度程度と言われています。
これ以上高くなると分離してしまう可能性があります。
「油の膜がうっすら出来てしまった」「質感がモロモロしてきた」このくらいだったら復活させられます!
完全に固まる前にリカバリーしましょう。必要な物は生クリームだけ。手順は以下の通りです。
分離した生チョコを復活させる方法!
(2)温めた生クリームを少しずつ加えて、その都度混ぜる。
(3)艶が出てきたら生クリームを加えるのを止め、均一に艶が出るまで混ぜる
それでも復活出来なかったらガトーショコラにリメイク!
分離しすぎた時は生クリームを使う方法でも復活出来ないことがあります。その場合は、浮いてきた油を捨て、焼き菓子にリメイクしましょう。オススメはガトーショコラ!
普通のレシピのチョコレートと失敗した生チョコをそのまま置き換えて作るだけなので簡単です。クッキーに混ぜたり、アイスと一緒に食べてもいいですね!
湯煎の水が入って分離してしまった時の復活方法!
「ちょっと入ってしまった」「調理器具に水滴がついていた」このくらいならばリカバリー可能です。
ただし入った量がほんの少しで、かつ混ぜていない場合だけ。
基本的にチョコレートと水分は相性が悪いので、入った水を混ぜてしまったらチョコレートは元には戻らないと思ってください。
水が入ってしまった時のリカバリー方法
(2)入ってしまった水の周りにあるチョコレートごと掬いとる。
(3)綺麗に取れればOK。掬えなかった部分はキッチンペーパーで吸い取る。
水を混ぜてしまった時は、ホットチョコレートにリメイク!
水を混ぜてしまった生チョコが綺麗に固まることはありません。
固まることは固まりますが、ボロボロとして綺麗に仕上がりません。入った水が多いとボウルの中ですぐに固まることもあります。
そうなってしまったら綺麗な生チョコにするのは諦めて、ホットチョコレートにリメイクして美味しくいただきましょう。
作り方は簡単!分離した生チョコを牛乳に入れて温めるだけ。生チョコのあまりの生クリームやシナモンなどをトッピングしたらとっても豪華なスイーツになりますよ!
生チョコが分離時の復活方法【まとめ】
生チョコが分離してしまう原因と復活させる方法について解説しました。
生チョコが分離してしまう原因は大きく分けて2つ。「生クリームの温度が高すぎた」か「水が入った」ことです。
生クリームの温度が高かった時は、もう一度湯煎してチョコレートを溶かしてから温めた生クリームを少量ずつ加えて艶が出るまで混ぜます。この方法で復活しなかった場合は、ガトーショコラなどの焼き菓子にリメイクしましょう!
水が入ってしまった場合は、「絶対に混ぜずに周りのチョコレートごと水分を除去する」ことが大切です!
水を混ぜて分離してしまった場合は綺麗に固めることは難しいのでホットチョコレートにリメイクして美味しくいただきましょう。
生チョコが上手くいかなくても、美味しいホットチョコレートが出来たらそれは大成功です!