作り方も簡単でアレンジのしやすいブラウニー。
バレンタインやクリスマス等でもプレゼントにするには最適ですよね。
作り方は混ぜるだけなのにレシピのように綺麗にできず悩んでいませんか?
表面が割れたり中に空洞ができるといった失敗はブラウニー作りではよく聞きます。せっかくプレゼントにするのなら見た目もきれいなものをあげたいですよね。
今からブラウニーによくある「ひび割れ・空洞」の原因と対策、「美味しく作るためのコツ」を教えます。
レシピには忠実に…
まずは、「ちゃんとレシピ通りに計量できているか、作り方は自己流になっていないか」です。
レシピ通りに作ることも対策の1つです。
お菓子はとても繊細です。
ちょっとの誤差でも仕上がりに影響が出てくることもあります。
「砂糖が多いから減らそう」「しっとりさせたいからチョコ増やそう」など思ってしまいがちですが、とりあえずはレシピにそって作ってみて、慣れたら自分なりにアレンジしていくことをおすすめします。
ブラウニーが割れる・空洞ができる原因と対策
卵は泡立てない
ほとんどのレシピで卵の泡立ては書いていないので大丈夫と思いますが、卵は泡立てずにコシの残らないようときほぐすだけ。
ブラウニーはスポンジケーキのように卵で膨らませるわけではなく、ベーキングパウダーの力で膨らませるお菓子なので卵の泡立ては不要です。
卵を泡立ててしまうと逆に表面が割れる原因になりますので注意です。
しっかり乳化をさせる
乳化とは簡単に言うと「水分と油分」がよく混ざった状態です。
ブラウニーの場合では、(チョコ+バター)と(砂糖・卵・牛乳)を合わせる際、しっかり滑らかになるまで混ぜ合わせるということです。
チョコレートに他の材料を入れると、最初は分離したようにボテボテした感じになりますが、ずっと混ぜているとだんだんと生地が締まってきて滑らかな状態になります。
こうなるまでしっかり混ぜて下さい。
しっかり乳化させることで口当たりの良いブラウニーになります。
粉を入れたら混ぜすぎない
粉を入れる前まではしっかり混ぜて下さい。
粉を入れてからは混ぜすぎず、粉けがなくなり少しつやが出てくるまででOKです。
混ぜすぎると小麦粉からグルテンが発生し、生地の固い仕上がりになっていまします。
生地を冷まさない
型に入れる前の生地の温度は大丈夫ですか?
生地が冷めていると空気が入りやすくなってしまいます。人肌程度の暖かさがベストです。
生地の温度も割れる原因になりますので気を付けましょう。
レシピの間違いの可能性も?!
たまにあるのでが、レシピの分量がおかしかったり、「小さじ一杯」など曖昧な言い方で書いてあるレシピもあります。
ベーキングパウダーのような最初から少量しか入らない材料はきちんと計った方がいいです。
小麦粉100g以下ならベーキングパウダー1g、100g代なら2gくらいの目安で大丈夫だと思います。
他のブラウニーのレシピと見比べてみるのもいいかもしれません。
多すぎても少なすぎても表面の割れや空洞などの失敗の原因になります。
ブラウニーが割れる対策【まとめ】
ブラウニーが割れる原因と対策をいくつか挙げてきましたが、それでもまだ表面が割れたり空洞ができてしまったとなってもひとまず冷蔵庫で一日寝かせてみましょう。
一日寝かせることで生地が落ち着き、意外と表面のヒビや空洞が目立たなくなることもあります。
もし寝かせても表面がちょっと…となっても失敗ではないですよ。
ブラウニーはアレンジし放題!チョコをかけたり、アイシングをしたり、ラッピングをしないのであればフルーツや生クリームで見た目の悪いところを隠すこともできます。
ぜひ参考にされてみてください。