レシピ通りに作って、綺麗に焼けたブラウニー。余熱を取って型から外して、いざカットしてみると…ボロボロに。。。こんな悲しい経験をしたことはありませんか?
思いを込めて作ったブラウニーが最後の最後でボロボロになると、心も砕けてしまいそうになりますよね。
こんな悲しみを味わうことがないように、パサつかないコツとしっとりブラウニーになる保存方法をお伝えします。
それでは下記の内容について具体的に見ていきましょう。
・ブラウニーがパサつく原因は何?
・ブラウニーの冷まし方のコツ
・ブラウニーの保存方法と保存期間
ブラウニーがパサつく原因は何?
ブラウニーはチョコレートケーキとクッキーのいいとこどりをしたような外はサックリ、中はしっとりとした食感が特徴のスイーツです。
主な材料は、チョコレート・バター・卵・砂糖・小麦粉で、これらの材料を順に混ぜて焼くだけなので、比較的簡単に作ることができます。
ただ、焼き時間や保存方法を間違えると、パサパサ、ボロボロの残念ブラウニーになってしまいます。
パサつく原因は何になるでしょうか。それは「乾燥」です。
生焼けもせず、焦げもせず、どれだけ綺麗にブラウニーが焼けても、そのあと保湿をしてあげないと水分の抜けた美味しくないブラウニーができてしまいます。
しっとりブラウニーにするためには、乾燥させないことが大切です。
ブラウニーの冷まし方のコツ
ブラウニーをオーブンで20~30分焼いた後、竹串などを刺して生地がついてこなければできあがり。
型に入れたまま、ケーキクーラーの上に乗せます。作業工程としては終わりです。
ただ、ここで目を離してしまわないでください。
パサついたブラウニーになってしまいます。
焼きあがった後の冷まし方のコツが分かれば、乾燥を防ぐことができます。
それは、粗熱を取ることと、ラップで包むことです。
粗熱を取る
「粗熱を取る」とは時間にしてどれぐらいでしょうか。
レシピなどをみても、特に決まった時間は記載していないと思います。
これは、ブラウニーの大きさや部屋の温度によって時間が変わるためです。
目安としては、ブラウニーから湯気が出ておらず、型を触っても熱くない程度だと思ってください。
冷まし方の注意点としては、完全に冷たくなるまで冷まさないことです。ほんのりと温かい状態になるまで待ってください。
ラップで包む
粗熱が取れたブラウニーをラップで包みます。
これだけで、水分が外に逃げずにしっとりブラウニーが出来上がります。
冷まし方のコツが分かれば、次は保存について確認してください。
ブラウニーの保存方法と保存期間
ブラウニーはチョコレートケーキよりは日持ちがしますが、常温で3日程度です。食べごろも2日後がちょうどよく、味が落ち着いてしっとりするためおすすめです。
ただ、すぐに食べられない場合やプレゼントするタイミングが合わない場合、どうすればよいでしょうか。
保存方法としては、冷蔵庫に入れることをおすすめします。
ただ、粗熱を取ってラップに包んだ直後のブラウニーは冷蔵庫に入れないでください。
常温のまま1日寝かせて水分やチョコレート・バターの油分をなじませて生地を落ち着かせてから、冷蔵庫で保存してください。
また、冷蔵庫の中でも乾燥しないように、できればジップロックなどの密閉容器に入れて保存してください。
こうすることで、常温よりも2日ほど日持ちするようになります。
また、どうしても食べられなかった時、ダメになってしまう前に冷凍保存してみてください。
一番食べごろのしっとり感はありませんが、自然解凍もしくは少し電子レンジで温めれば問題なく食べられます。
プレゼントにはおすすめできませんが、2週間程度は持つようになるので、バニラアイスなどと一緒に食べてみてください。
ブラウニーの冷まし方のコツ【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回はブラウニーの冷まし方のコツを解説しました!
材料を混ぜるだけで簡単に作ることができるブラウニーですが、焼きあがった後の冷まし方や保存方法によって味や食感に差が出ることが分かっていただけたかと思います。
焼きたてのブラウニーもとても美味しいですが、2日目が食べごろになりますので、時間に余裕があればぜひ、2日前に準備して最高に美味しいしっとりブラウニーを大切な人にプレゼントしてください。