これは友人が成人式を欠席したいと最後までごねていたお話です。
結果的に友人は、その日にはちゃんと成人式に出席し、いい思い出を作ることが出来たようですが、どうして成人式に出たくなかったのか…
その理由には、着物にありました。
今は、笑い話のように語ってくれる彼女ですが、当時の友人には、お母様の着ていた振袖がダサかったから…だそうです…
成人式における『ママ振袖』とは?
最近では、ママ振袖と言う言葉も定着してきましたが、ママ振袖とは、お母様が成人式に着たお振袖のこと、またはそのお振袖をアレンジしたもののことを言います。
古くから受け継がれてきている振袖は、伝統的で馴染みがあるイメージがあり、今普通に買ったら何十万、下手したら何百万のものがゴロゴロあったりします。
すごくいい振袖をお持ちのお母様は多いのではないかと思います。
素敵な振袖なんだけど…ダサい?
振袖自体はすごく上質な素材で作られているなど、素敵なのですが、いざ自分が着てみると…
ちょっとダサい?と感じるように…
デザインがあっていない場合や、全体的に地味に感じたり…
そんな時は小物を使ってアレンジするのもおススメです。
振袖はアレンジでどれだけでも可愛らしくできる!
着物自体がダサいと感じたものであっても、小物を使ってアレンジするだけで、今風にアレンジをすることが可能です。
帯は一番簡単にアレンジが可能
帯を変えるだけで、着物の全体的な印象が変わります。
そして、結び方やワンポイントでアレンジする方も多く、アレンジの仕方によっていろいろな印象になります。
https://www.youtube.com/watch?v=XP28QS7kAGY
こんな方法から
https://www.youtube.com/watch?v=ZwqtgVAFu58
帯揚げのリボンも人気です。
草履やバックでもアレンジできちゃう!
草履は、似合うかどうか、デザインも重要ですが、履きやすいか、サイズは大丈夫かと言った面が特に重要なポイントです。
バッグは、着物に合わせて新しく新調するのもいいかもしれませんね。
アレンジの上級編
昔は、着物の半衿と言えば白がお決まりでしたが、最近では刺繍や柄が入ったものが主流になっています。
私が成人式をした時は、白だったな~…
成人式を嫌がっていた友人が成人式に行った理由は?
友人は、最初は着物がダサイから成人式に行くのは嫌だと言っていましたが、着物がダサいと母親に言うことは出来ませんでした。
でも、母親は「このまま来てもダサいと思うから、もしこの着物が着たいなら小物でアレンジする?」と言うのでした。
着物をレンタルする選択肢もあり、ママ振袖は強制的ではなかったようです。
一生に一度の成人式だから、納得のいく服装でいい思い出を作ってほしいという母親の思いを知り、振袖をアレンジし、着物に合うようなヘアスタイルを考え、草履やカバンは新しく買いそろえたようです。
結果、友人は成人式に出て、懐かしの友達との再会を果たしたりと、すごくいい成人式になったと満足していました。
最初はあれだけダサイと言っていたママ振袖でしたが、結果的には着ていって良かったと大絶賛していました。
成人式の振袖がダサい場合のアレンジの方法は?【まとめ】
ママ振袖を成人式の時に着ていく人も多いと思いますが、ママ振袖がダサい場合にも、小物を使ってアレンジすることで、今風のオシャレな着物に大変身します。
帯やカバン、草履、ヘアスタイルなど、アレンジできるところは多く、小物をそろえるだけ打だったら、お金もそこまでかかるものではないと思います。
着物がダサイということも無くなってくるのではないでしょうか。
素敵な成人式を過ごしてくださいね。