ハロウィンは10月30日と31日のどっちが本番なのか迷う人は多いものです。
結論から言うと正式なハロウィンは毎年10月31日ですが、日本では週末イベントの影響で日付が前後することもあります。
この記事では、ハロウィンの日付の正しい意味や由来、日本と海外の違いをわかりやすく解説します。
ハロウィンは30日31日どっちが本番?
日本のハロウィンは、毎年10月31日です。
しかし祝日ではありませんから、31日より前の土日にイベントを行うケースも多々あります。
家族や友人とハロウィンパーティーを企画するときも、週末を選ぶことが多いですよね。
本命は10月31日でも、お店には8月のお盆が過ぎたあたりからハロウィングッズが並び始めます。
2ヶ月も前からなんて早すぎる…とも思いますが、仮装用の衣装を用意したり、家を装飾したり、少しずつ準備を進めて気分を盛り上げていくのも楽しそうですね。
しかも10月に入るとクリスマスグッズも販売されるようになり、10月後半にもなるとクリスマスコーナーの方が大きかったりします。
どっちも楽しいイベントですが、ひとまず本命の31日まではハロウィン気分を存分に楽しみましょう!
10月30日をハロウィン・イブとは呼ばない?
何かの前夜を「〇〇イブ」と言いますが、30日をハロウィン・イブとは言いませんよね。
これはハロウィン自体が前夜祭だからです。
ハロウィンの英語「Halloween」は、諸聖人の日(万聖節)の前夜「All hallows eve」からきています。
11月1日はキリスト教の殉教者や全ての聖人を祝う諸聖人の日「All hallows day」で、その前夜祭「All hallows eve」が短くなって「Halloween」と呼ばれるようになりました。
起源はアイルランドの古代ケルト人のお祭り「サウィン祭」といわれています。
古代ケルトでは11月1日が新年の始まりで、前夜の10月31日に夏の収穫を祝い、死者の魂を迎え入れていました。
同時にやってくる悪霊を追い払うために、焚火をしたりオバケの仮装をしたのがハロウィンの始まりです。
今は宗教的な意味合いはほぼなく、好きな仮装をしたり、家族や友人とパーティーを楽しむイベントになっています。
ハロウィンはなぜ10月31日なの?由来と意味をわかりやすく解説
ケルトの暦では10月31日が特別な日だった
古代ケルトでは、1年の終わりは10月31日とされていました。
現在のように12月が年末ではなく、11月1日が新年の始まりだったため、その前夜である10月31日は非常に重要な節目の日だったのです。
この日は現世と死後の世界の境界が曖昧になると考えられ、祖先の霊が帰ってくると信じられていました。
キリスト教の行事と結びついて現在の形に
ケルトの風習は後にキリスト教文化と融合し、「諸聖人の日(11月1日)」の前夜祭として位置づけられました。
この「All Hallows’ Eve」が短縮されて「Halloween」と呼ばれるようになり、現在のハロウィンの原型となりました。
宗教的意味合いが薄れた現代では、文化イベントとして世界中で楽しまれています。
仮装やお菓子の文化が広まった理由
悪霊を追い払うために仮装をする風習や、家々を回って食べ物をもらう文化は中世ヨーロッパに由来します。
特にアメリカに移民が渡ったことで、現在のような「トリック・オア・トリート」の習慣が定着しました。
今では子どもから大人まで楽しめる季節イベントとして、世界中に広がっています。
海外のハロウィンの過ごし方
日本のハロウィンは31日ですが、海外では日にちや期間が違う国もあるので、いくつかご紹介します。
アメリカのハロウィンは町ぐるみで行うお祭り
アメリカのハロウィンは10月31日で、クリスマスに次ぐビッグイベントです。
仮装の用意以外にも、家の中も外もめいっぱい飾り付けます。
イルミネーションなどの凝った装飾をする家も多く、夏休み明けから準備を始める人もいるそうですよ。
町の人みんなで楽しむお祭りで、地域ごとに「◯月◯日の◯時からハロウィンをします」と連絡があります。
時間になると仮装した子ども達が家々を回りお菓子を貰うのですが、安全を考慮して、いくつかルールも決められています。
時間は18時~21時程度で、小学生以下のみの場合は大人が同行すること。
外灯が消えている家には訪問しない。
懐中電灯や光るブレスレットを身に着けるよう呼びかけている地域もあるようです。
そして「トリック・オア・トリート!」と言われたら、「ハッピー・ハロウィン!」と言ってお菓子を渡します。
本格的なホラー演出で出迎える家もあるようなので、子ども達も気合を入れて家を巡らないといけませんね。
メキシコは10月31日~11月2日の3日間
メキシコではハロウィンと少し異なる「死者の日」があります。
死者の日とは、故人の魂が帰ってくる日とされていて、日本のお盆のようなものです。
ピクサー映画「リメンバー・ミー」の題材にもなっているので、ご存じの方もいるかと思います。
オフレンダと呼ばれる祭壇やお墓に、死者を導くための花「オレンジのマリーゴールド」が飾られ、キャンドルや故人の写真、好物や思い出の品などが供えられ、歌って踊ってハッピーに過ごすのが死者の日です。
死者の日の期間中は一般公開しているお墓もあり、バンド演奏なども行われ、大いに盛り上がります。
生者と死者、どっちも楽しく過ごそうというのは、さすがラテンの国!といった感じですね。
アイルランドは10月最後の月曜日
アイルランドには年に10日、バンクホリデーという国民の祝日があります。
その中でも10月最後の月曜のバンクホリデーはハロウィンと日にちが近いので、ハロウィンホリデーとして扱われるようになりました。
オバケや魔女などの仮装をしてトリック・オア・トリートをする以外にも、魔除けの焚き火や、爆竹、打ち上げ花火が行われます。
ちなみにアイルランドで打ち上げ花火は違法なのですが、ハロウィン期間はバンバン上がります。
爆竹と花火、どっちもすさまじい音なので、悪さをしに来た悪霊もサッサと逃げ出すでしょうね。
ハロウィンは30日と31日のどっち?日本や海外の期間とは【まとめ】
30日と31日、どっちがハロウィンなのか迷う方もいると思いますが、正式には毎年10月31日がハロウィンです。
日本では祝日ではないので、公共の場所や施設で行われるような大きなイベントは、10月30日だったり、それより前に開催することもあります。
国によって期間や過ごし方が違うので、今回紹介した国以外のハロウィン事情を調べるのも楽しいですよ。
子どもと大人、どっちも楽しめるのがハロウィンです。
仮装パーティーをするもよし、外国風ハロウィンをするもよし、めいっぱい楽しんで素敵なハロウィンをお過ごしください!






