ローズマリーを育てていると、「気づいたら茎が硬くなって木みたいに…」と悩む方は多いのではないでしょうか。
木質化は自然な現象ですが、放置すると見た目が悪くなるだけでなく、新芽が出にくくなる原因にもなります。
この記事では、木質化の原因から防ぐための剪定方法、さらに復活させるコツまでわかりやすく解説します。
ローズマリーが木質化した原因は?
木質化とは、始め緑色の草だった部分がだんだん茶色く老化して、木のように太くなってしまうことをいいます。
厄介なのは、木質化した部分からは新芽が育ちづらいということ。これを防ぐためには原因の見極めが重要です。
主な原因として、ローズマリーの体内においてリグニンという物質が増えることによって起こるとされています。
リグニンは、植物の細胞の隙間と隙間を埋めて強固する作用がある物質であり、草を木のような丈夫な組織に変化させてしまう作用もあるようです。
ただ、木質化するのは植物にとって悪い事というわけでもなく、生理現象の一つとされており病気ではないとされています。
例えるなら、人間のあくびやげっぷやおならのような感じ?
ローズマリーはきちんと世話をしていても年数が経つと木質化し始めてしまうので、回避をするのは難しいですが、少しでも遅らせるために剪定をし、蒸れを減らしてあげましょう。
ローズマリーの木質化した部分の剪定は?
「見た目も悪いし、根っこが残ってればまた生えてくるでしょう」と、思って木質化した部分をバッサリ切るのはちょっと待って下さい!
木質化している部分で剪定してしまうと、新芽が生えてこなくなってしまい、最悪の場合枯れてしまうこともあるので絶対にNGです。
木質化が始まったしまった部分は残して、剪定する場所は花が付いて枯れた少し下。葉を残して切りましょう。
そうすることによって、木質化した所からもまた葉っぱが生えてきて復活することもあります。
ローズマリーの木質化を防ぐための剪定方法
できるだけ小さくしたい場合は、枝抜き剪定、間引き剪定がおすすめです。
なぜかというと、剪定方法がいろいろある中、ローズマリーは萌芽力が強いので、刈り込み剪定でバッサリ刈り込んでもいいかと思うのですが、表面で刈られた事によって表面だけ枝葉が密になって、内側に光が差さなくなってしまうのと、風通しが悪くなってしまうと、内側の枝葉がどんどん枯れてしまうからです。
そうすると、表面のみに葉っぱがある状態になるので大きさを小さくすることが不可能になります。
木質化したところからは、芽が出ないので、できるだけ内側にあるちいさな枝葉をしっかり育てることが重要ということになります。
そのやり方をやるためにも、間引き剪定、枝抜き剪定をおすすめします。
ローズマリーの剪定時期は梅雨前か秋がいい
料理などで使うなどの「収穫をする」目的での剪定は、基本1年中いつでも行うことができます。
しかし、バッサリ剪定をするのは6月や9月〜10月頃がいいでしょう。
このときにハサミが汚いと切り口から菌が入ってしまうので、消毒したきれいなはさみを使うようにしましょう。
最悪病気にかかる可能性もあるので要注意です。
ローズマリーの木質化を防ぐ育て方のポイント
木質化を防ぐためには剪定だけでなく、日々の育て方も重要です。
環境や管理方法によって進行スピードは大きく変わるため、基本的なポイントを押さえておきましょう。
日当たりと風通しを確保する
ローズマリーは地中海沿岸が原産の植物で、日光と風通しを好みます。
日当たりが悪く湿気がこもる環境では、枝葉が密集しやすくなり、蒸れによって木質化が進みやすくなります。
庭植えの場合は周囲の植物との距離を確保し、鉢植えの場合は風通しの良い場所に移動させるなど工夫しましょう。
水のやりすぎに注意する
ローズマリーは乾燥気味の環境を好むため、水のやりすぎは根腐れや生育不良の原因になります。
過湿状態が続くと株が弱り、結果的に木質化の進行を早めてしまうことも。
土の表面がしっかり乾いてから水やりをする「乾湿のメリハリ」を意識することが大切です。
定期的な収穫で若返らせる
日頃からこまめに収穫を兼ねた剪定を行うことで、新しい枝の成長が促されます。
これにより株全体が若々しい状態を保ちやすくなり、木質化の進行を遅らせることが可能です。
料理などに使う際も、先端部分を意識して切り取ることで自然とメンテナンスになります。
ローズマリーの木質化を防ぐには?【まとめ】
茎や葉が密集して蒸れる状態が続くと、ローズマリーの木質化を早めてしまうことがあります。
また、木質化が進んでしまうとそのまま枯れてしまうこともありますので、その前に剪定をして対処するようにしましょう。
良い香りにつられて育ててみたものの手に負えなくなってしまった、という方。
諦める前に、この記事を読んでからでもまだ復活できるので安心して下さいね!
