大掃除や引越しのタイミングで、思ってもみなかったほど大量の燃えるゴミの袋ができてしまう事がありますよね。
私も引越しの時は、このタイミングを逃すまいと意気込んで、とにかくゴミ袋に詰め込みます。
そうなると困るのは捨てる時です。できれば1回で全部捨ててしまいたいのですが、ご近所さんに迷惑がかかることを考えると、大量に出すのは控えて3袋くらいにしておこうかな?などと考えますよね。
燃えるゴミの1回に出せる量は自治体によって定められているところも多く、調べてみたところ少ないところでは2~3袋まで、多いところで10袋までと大きな差がありました!
ここまで大きな差があるとは驚きですよね。今回は1回に出すゴミの量やゴミ出しのマナーについて紹介していきます。
燃えるゴミを出すときのマナーと上手に出す方法は?
引越しなどでゴミを処分しなければいけない期限がある時に残したまま退去したり、燃えるゴミの日ではない日に出していくことは当然マナー違反になります。
退去日が決まっている場合は、その日から逆算してあと何日燃えるゴミや資源ごみの日があるのかを事前に確認することが大切です。
その日に合わせて少しずつごみを分割して出せるように計画を立てるようにして、ギリギリになって大量に出すことことにならないようにしましょう。
また、袋の中身が重くなりすぎないように配慮することも大切です。たくさん入れて重くなり、破れてしまいそうな時は袋を二重にするなど対処するようにしましょう。
燃えるゴミを一度に出すなら2〜3袋がベスト!
燃えるゴミを1回に出せる上限量を規定しているかどうかはお住まいの地域や自治体によって異なります。
私が調べただけでも45Lの袋で3袋までとするところから、多いところだと10袋までとしている自治体もありました。また、袋のサイズに関係なく2〜3袋までと規定している地域もありました。
そのため一度に大量に出す場合は、お住まいの自治体がどのように規定しているかを調べた上でゴミ捨てをする必要があります。
ただし、10袋までと規定していても本当に10袋も出せるのかは別の問題です。
マンションの集積場を利用している、道路脇の集積場であまり大きくない、集積場がお店に隣接しているなどの理由で一度に大量に出すことが適さない場合もあります。
それにゴミ収集車に積みきれない可能性も十分にあります。
その辺りは、お住まいの地域の状況など空気を読んで出すことが大切になりますね。
ごみ集積場に出せないほどの大量の燃えるゴミは?
とはいえ、20袋も30袋もできたゴミ袋を週に2回ほどしかない燃えるゴミの日に合わせて少しずつ出すなんて非効率なことはしていられないですよね。
その場合は直接、自治体のゴミ処理場に燃えるゴミを持ち込んで処分してもらうこともできます。
多くの場合は有料になることと、事前に電話で連絡をしておく必要がありますが、これなら問題なく大量に出すことができます。
電話で問い合わせた時に、ゴミの量などから処理の費用も確認できるようです。
また自治体によっては、ゴミ処理場への持ち込みが困難な場合に自宅までごみ収集を依頼し、運搬までお願いできるところもあるようです。
ご高齢者の施設入居などに伴った引越しや燃えるゴミだけでなく、大型の粗大ゴミも含めた処分など、大量にゴミが発生する場合は事前に問い合わせた方が良さそうです。
燃えるごみを大量に出すのはNG?【まとめ】
大掃除にでた大量の燃えるゴミはゴミの日に合わせて少しずつ処分できるとして、問題は引越しの時に出るごみですよね。
引越し準備はただでさえ重い腰が上がらない上にゴミ捨てまでするのはハードルが高いように思いますが、考え方を逆にしてみるのはいかがでしょうか。
いらないものを全て処分して、残った物だけを箱に詰める。そうすれば、引越し先に不要なものをもっていくことなく準備の手間も減らすことができるはずです。
一度に燃えるゴミを大量に出すのはマナー違反になります。
カラスに荒らされたり、放火されたりする可能性もあります。
地域の住民に迷惑をかけることになるため、捨て方は十分気をつけましょうね。