初七日の服装は身内だけでも喪服?平服との違いと、ふさわしい髪型・身だしなみを徹底解説!

スポンサーリンク

「初七日は身内だけだから普段着でいいの?」


この記事では、初七日法要にふさわしい服装・平服の正しい意味・髪型や身だしなみのマナーをわかりやすく解説します。


参列する側も主催する側も、安心して臨めるようポイントを整理しました。

目次

初七日法要の服装!「普段着」にも気配りは必要

現在はお通夜から葬儀、初七日法要まで1つの斎場ですませることが主流。
初七日法要を葬儀の後に行うことを「繰り上げ初七日法要」と言います。

何事においても忙しい現代人。
繰り上げもいたし方ないことなのでしょう。

しかし、家族葬がなくなったわけではありません。
残念ながら若くして亡くなった方や死の原因など…。
もちろん家族や故人の意向だったりする場合も。
葬儀の形はそれぞれ。
家族で静かに見送りたい葬儀もあります。

初七日法要はお坊さんを招き、自宅で行うこともあるかと思います。
同居家族だけだったり、ごく少数の身内だけなら普段着でもよいでしょう。
ただし、 ジーンズやTシャツなどカジュアルすぎるものは避けたい。

お坊さんを招いて家族みんなが読経をいただき仏事に触れる法要。
招く側の服装にもマナーは必要です。

訃報を後で知って焼香に来る人がいるかもしれません。
突然のお客様にも対応できる服装が好ましいですね。
女性ならダークカラーのスカートやワンピース。
男性ならポロシャツやワイシャツにスラックスといったところ。
同じくダークカラーで。

遺族も大切な人をなくした悲しみからまだ歩み出せない頃。
故人を偲ぶ意味でも厳かさは忘れないようにしましょう。

仏事での平服、気をつけたい点

法事を自宅以外で行う場合。
招待状に「平服でお越しください」という文章を見かけたことがありませんか?
3回忌以降の招待状からたまに見られます。

身内だけの小規模な初七日で、施主の意向なら平服もありでしょう。
あまり堅苦しくないように平服という言葉が使われます。

この平服、普段着のことではありませんよ。
仏事での平服は正しくは略喪服にあたります。

基本はスーツ。
女性ならアンサンブルやワンピース、パンツスーツもOK。
男女とも色は濃紺、グレーなどのダークカラーを。

とりあえず黒が無難かと思いがち。
平服で黒一色はかえってマナー違反になることも。
他の色を取り入れるなどの工夫が必要です。

スカート丈は膝下を選んでくださいね。
肌の露出はできるだけ避けること。
ストッキングは肌が薄く透ける程度の黒色が望ましいです。
白いブラウスやシャツは喪服ではNGですが、平服ならOK。

喪服より気軽とはいえ、初七日法要。
コートや小物にも気を配りましょう。
ラメや光るもの、毛皮や革製品、ファーのあるものは避けましょう。

初七日の服装だけでなく髪型にもマナーはある!

平服とは公の場に出るのにふさわしい服装です。
ということは、髪型も当然服装に合わせるべきですね。

初七日始め仏事はお辞儀することがとても多い。
お辞儀するたびにバサバサ髪が落ちてくるのは面倒。

ロングヘアの人は後ろで1つにまとめましょう。
黒のバレッタで留めるだけでもかなり違います。

おだんご風にまとめたアップスタイルも上品。
その時は耳より下にシニヨンがくるように。
耳より高い位置は結婚式などの慶事向き。
仏事には不向きです。

ショートや、まとめるには長さが足りない場合。
光沢のない黒色ピンで顔まわりの髪を留めましょう。

身内だけの初七日でも迷わない服装マナーと心構え

初七日は「喪服」が基本。身内だけなら略喪服でもOK

初七日法要は、故人が亡くなって最初の節目にあたる大切な日。


本来は正式な法要として喪服(ブラックフォーマル)を着用するのが基本です。

ただし、身内だけで自宅などで行う小規模な法要の場合、必ずしも正喪服でなくても問題ありません。


お坊さんを招いてお経をあげてもらう程度なら、略喪服(平服)でも十分です。

男女別に見ると次のようになります:

  • 男性:黒または濃紺・グレーのスーツ、白シャツ、黒ネクタイ
  • 女性:黒またはダークカラーのワンピース、アンサンブル、パンツスーツ

「平服=普段着」ではありません。


ジーンズやTシャツ、柄物などは避け、落ち着いた色味とシンプルな装いを意識しましょう。


故人や遺族に失礼のないよう、「控えめ・清潔・上品」がキーワードです。


服装よりも「気持ち」を大切にするのが身内法要のマナー

家族や近親者のみで行う初七日は、格式よりも気持ちを重んじる法要です。


服装に神経質になるより、故人を思い静かに祈る姿勢の方が大切です。

ただし、お坊さんをお迎えする場合や、後から弔問客が来る可能性がある場合は、最低限の礼儀として喪服や平服を整えておきましょう。


法要の雰囲気に合わせて「喪服⇄平服」のバランスを取ると良いでしょう。


髪型・身だしなみも服装の一部として整える

初七日は静かな場でのお辞儀や合掌が多い場面。


髪が顔にかかるようだと不快に見えることがあります。

  • 女性:ロングヘアは低めの位置でまとめるのが基本。
     黒いヘアゴムや光沢のないバレッタを使用し、派手な飾りは避けましょう。
  • ショート・ボブ:耳にかけるか、地味な黒ピンで留めると清潔感があります。
  • 男性:整髪料をつけすぎず、自然なスタイルで。髭もきちんと剃るのがマナー。

服装と同じく、清潔感と控えめさが大切です。


香水やヘアスプレーの強い香りも控えましょう。

初七日の服装!身内だけでも喪服なの?【まとめ】

身内だけで行う初七日。
自宅なら普段着でも大丈夫。
ただ、お坊さんをお迎えするのにふさわしい服装を心がけたいもの。

平服での出席なら基本はダークカラーのスーツで。
色は代わっても仏事での平服は略喪服です。
小物やコートにも細心の気配りをしましょう。
髪型は髪が落ちてこないことを前提にしてください。

身だしなみももちろんですが、何よりも大事なのは遺族の気持ち。
故人のために遺族ができることは祈ることと偲ぶことです。
故人を思い出して向き合う時間。
大切にしたいものですね。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次