二七日法要のお布施金額はいくら?封筒の選び方・表書きマナーまで完全ガイド!

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二七日法要でのお布施金額は?

初七日との違いや封筒の選び方、表書きの書き方など、意外と迷うマナーをすべて解説。

この記事では、相場・書き方・渡し方のタイミングまで具体的に紹介し、不安をなくして安心して法要に臨めるようサポートします。

目次

お布施に相場は1万円〜5万円 袋は奉書紙が望ましい

菩提寺があったりと、お寺が近い存在ならお布施は身近なもの。
しかし、一般的にはあまり馴染みがありません。
お布施とはお坊さんへのお礼代です。

今は7日ごとの法要は省き、四十九日法要を盛大にするのが主流。
忙しい現代人では仕方のないことかもしれません。

しかし、宗派や地域によってはきちんと行う家庭もあります。
ごく近い親戚や家族のみでこじんまりと行います。

7日ごとの法要にお坊さんを自宅に招き、お経をいただく。

その読経へのお礼の気持ちがお布施なのです。
そこがお布施の難しいところ。

あくまでも気持ちなので、金額がいくらと決まっていないんです。
一律で決まっていれば悩むこともなく楽なんですが…。

二七日法要のお布施の金額相場は?

相場は1万円〜5万円と言われています。
これまた幅広いですね。
ご家庭によって出せる金額はそれぞれ。
お布施は7日ごとに包むので、1カ月の出費としては少々ツライ。

見栄を張ることはありません。
相場の範囲内で無理せず検討しましょう。

お布施の金額をお坊さんに相談しても良いの?

お坊さんに相談しても失礼にはあたりません。
相談してみるのもいいですね。

包む金額が決まったら次はお金を入れる袋の用意。
お布施を包むなら奉書紙を使用するのが最も丁寧な包み方です。
奉書紙とはもともとは幕府が公文書に使っていました。
白のしっかりした厚手の和紙です。
神事にも使われる神聖なもの。

二七日法要のお布施の包み方

では、お金の包み方をご紹介します。
葬儀では、新札は用意していたという意味になるので避けられます。

しかし、お布施は先に用意しておくもの。
なので、新札を使用します。

お札を半紙で包み、さらにそれを奉書紙で包みます。
包み方の一例がこちら

もし奉書紙が用意できなければ、市販のお布施用の封筒でも構いません。
郵便番号の印刷がない白い封筒でも大丈夫。
封筒への入れ方はお札の人物(福沢諭吉)を上に。

ここで1つ注意点。
二重になっている封筒はお布施に向きません。
弔事では「二重=不幸が重なる」ことを表します。
封筒選びには注意してくださいね。

奉書紙も白い封筒でも水引はいりません。
不祝儀袋も使用できます。
しかし、不祝儀袋は不幸があった時に使うもの。

前もって用意できるお布施。
最も丁寧な奉書紙でお渡ししたいものですね。

表書きはどう書けばいい?

葬儀などで使う不祝儀袋は薄墨色で書く。
これは弔事マナーとして広く知られています。
ではお布施は?

普通の墨で書きましょう。
筆が1番好ましいのですが、なければ筆ペンがいいですね。
マジックやボールペンは儀礼式にはふさわしくありません。
こちらの書き方を参考にしてください。
(出典元:http://ryoukakuji.net/04butuji/huse_index.html)

お布施と書いた下に施主のフルネーム、または◯◯家と書きます。
基本的に金額は書きません。

市販のお布施袋で、記入欄がある場合は記入してください。
数字は漢数字を使います。
金額の相場が1万円〜5万円なので、5万円までご紹介します。

金壱曼圓(1万円)
金弐曼圓(2万円)
金参曼圓(3万円)
金四曼圓(4万円)
金伍曼圓(5万円)

金を頭につけるのは金額の偽造を防ぐためです。
一、二、三を使わないのも、棒を付け足すことができないようにするため。

昔は圓の下にも銭という単価があったので「圓也」としていました。
しかし、現在はこの単価がないので不要です。

二七日法要で知っておきたい「お車代・御膳料」と追加マナー

お布施以外に必要な費用「お車代」と「御膳料」

二七日法要で僧侶を自宅や会場に招く場合は、お布施のほかに「お車代」や「御膳料(ごぜんりょう)」を包むのが一般的です。

  • お車代:移動して来ていただく交通費として3,000〜5,000円程度
  • 御膳料:法要後の会食に代わるお礼として5,000〜10,000円程度

もしお寺で法要を行う場合や、僧侶が食事を共にする場合は御膳料は不要です。

いずれも「別封筒」に包み、お布施とは分けて渡します。

封筒の表書きは「お車代」「御膳料」と明記し、裏面に施主名を添えましょう。

お布施を渡すタイミングと渡し方

法要当日、お布施は僧侶が到着した際や読経が始まる前に、袱紗(ふくさ)に包んで丁寧にお渡しします。


お布施を直接手渡すときは、「本日はお経をあげていただきありがとうございます」と一言添えると印象が良いです。


法要後や帰り際に慌てて渡すのは避けましょう。

僧侶が複数の法要を掛け持ちしている場合も多いため、時間に余裕をもってお渡しするのがマナーです。

金額に迷ったら「初七日と同額〜やや少なめ」が目安

二七日法要は、葬儀後の初七日に比べて規模が小さいことが多いため、お布施は初七日と同額または少し少なめ(5,000〜10,000円差)が目安です。


初七日で3万円包んだ場合、二七日は2万円ほどが一般的です。


ただし、宗派や地域によって異なるため、菩提寺や親族に確認しておくと安心です。

二七日法要のお布施の金額は?【まとめ】

二七日は故人が亡くなってから14日目に行われる法要。
施主になる機会はあまりないので、わからないことだらけですね。

お布施は金額に決まりがありません。
あくまでもお礼の気持ちなので無理のない範囲で包みましょう。
わからない時は親戚やお坊さんに聞いてもいいですね。

不安をなくして、故人のために心から祈りたいものですね。

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