四十九日にお供えするお菓子は何がいい?失敗しない選び方とおすすめ和洋菓子7選!

スポンサーリンク

四十九日にお菓子をお供えしたいけれど、「どんなお菓子がふさわしいの?」「何を選べば失礼にならない?」と悩む方へ。


この記事では、お供えお菓子の選び方の基本と、おすすめ和洋菓子7選を紹介します。


迷わず選べて、遺族にも喜ばれる品が見つかります。

目次

四十九日のお供えを選ぶ時の注意点

本来お供えものは故人の生前の姿に感謝をして仏前に供えるもの。
また、遺族を慰めるものでもあるんです。
しかし、お香典と違ってお供えものは選ぶ側の個人色が出やすい。
だからこそ喜んでもらえたら贈る側も嬉しいですよね。

1番喜ばれるのは故人の好物だったもの。
お供えものは仏前に長く添えることを前提にしています。
日持ちのするものを選ぶことが基本。

しかし、故人の好物なら日持ちにこだわらなくてもいいのではないでしょうか。
さすがに消費期限が当日のような生ものは遺族に迷惑になることも。
せめて期限が3日くらいは余裕のあるものを。

故人の好物がわからなければ、後はあなたのセンスの出番!
そこで注意したいことがいくつか。

地方などによっても違いますが、お供えのお菓子は大抵法要後に参列者に配ります。
これをお下がりと言います。
なので、お菓子は小分けしやすいように個別包装されているものが喜ばれます。

親戚や友人など四十九日法要にはたくさんの人が集まります。
まさに老若男女。
香りが強いものは向きません。

自分が大好きだからというだけで選ぶのは避けましょう。
みんなが食べられるものを選ぶようにしたいですね。
なるべく多く行き渡るように、多めに入っているものを選ぶのもポイント。

また、洋菓子はパッケージが色鮮やかなものが多いので注意が必要。
今はそこまでこだわらなくてもいい風潮ではあります。
しかし、華やかなものを良しとしないお年寄りも参列者にいるかもしれません。
少しの気づかいがあるといいですね。

鯛や伊勢エビ、紅白、金粉仕様などはそもそも弔事にはマナー違反。
それらが使われていないものを選びましょう。

四十九日のお供えするお菓子のおすすめ

おすすめその1!ご当地銘菓

お供えの定番は和菓子ならおせんべいやおかき、どら焼き、もなかあたり。
洋菓子ならクッキーなどの焼き菓子でしょうか。

もちろん無難にこれらでもいいと思います。
今はネットでお取り寄せも簡単。
仏事にも対応しているところがほとんどです。

しかし、せっかく普段会わない親戚などに会う機会。
地元地域のお菓子を選んでみませんか?

47都道府県すべてに銘菓はあります。
その土地で生まれて、昔から親しまれてきたご当地銘菓。
ご当地ものをいただくとその地に思いを馳せたりするもの。
ご当地ならではの味に話も弾みそうですね。

私の叔母は仏事で皆が集まる時、必ずご当地のおまんじゅうを持ってきます。
仏事なのでもちろん悲しいこと。
ですが、お茶菓子にお馴染みのそれが振る舞われると和みます。
親戚の絆みたいなものを感じるからでしょうか。

ご当地のお菓子ってわざわざ取り寄せてまで食べないもの。
たまにお土産でいただくからこそありがたみが増します。

わざわざ足を運んで購入してくれたものってとても嬉しいと思いませんか?

おすすめその2!季節にあったお菓子

もちろんネットで購入もありです。
忙しかったり、ご当地銘菓の売り場がとても遠かったり…。
そんな時はネットの存在がありがたいもの。

ネットから選ぶのなら季節に合った和菓子はどうでしょう。
和菓子って豊かな日本の四季を表現できる、唯一のお菓子だと思います。

見た目はもちろん、素材でも四季を表現できる日本の宝。
春はうぐいすもち、よもぎ、桜。
夏はゼリーなどの水菓子が涼しさを演出してくれます。
秋は栗、かぼちゃ、さつまいもなど。
冬はりんごや柚子に梅。

もちろん洋菓子でもステキな季節ものを作ることはできます。
しかし、見た目も味も繊細な四季を表すのにぴったりなのは和菓子。
これは私の主観的な意見なので、もちろんこれがすべてではありません。

季節の和菓子で私が個人的におすすめなのが「含芳紅梅屋」さん。
三重県伊賀市に本店と工場を構える創業300年の老舗和菓子屋です。
ここはすべての和菓子にこだわりがあって、見ているだけで幸せな気分に。
目にも美味しい、体にも優しい和菓子が特徴的です。

春夏秋冬の和菓子がそれぞれ用意されているので、ちょっと気の利いたお供え物になりますよ。

季節の和菓子以外にも通年、伝統の和菓子も用意されています。
ものにもよりますが、賞味期限も2週間ほどのものが多いので安心。

もちろん仏事にも対応してくれるのでありがたい。
気になる方はぜひHPをチェックしてみて下さいね。

四十九日のお供えお菓子マナーと選び方のポイント

四十九日のお供えにお菓子を選ぶ理由

四十九日は、故人が極楽浄土へ旅立つ大切な節目の日。


お供え物は「故人を偲ぶ心」と「遺族へのねぎらい」を込めた贈り物です。


中でもお菓子は「消え物」と呼ばれ、食べてなくなる=“悲しみを消す”という意味があり、仏事にふさわしいとされています。


また、日持ち・分けやすさ・持ち運びやすさの点でも実用的。


最近では、お花や果物よりも「気軽で気配りを感じる」として選ばれる方が増えています。

お供えお菓子の選び方とマナー

お供えのお菓子は、見た目の派手さよりも落ち着きと上品さを重視しましょう。


以下の3つがポイントです。

日持ちするものを選ぶ
法要後にお下がりとして配ることを考え、賞味期限が1〜2週間以上あるものが理想。

個包装で配りやすいものを
法要の場では参列者へのお下がりが一般的。個包装で清潔に配れるお菓子が喜ばれます。

香り・色味・パッケージに注意
香りが強すぎる洋菓子や、カラフルな包装は避け、落ち着いた色合いのパッケージを選びましょう。


紅白・金粉・鯛など慶事を連想させる要素はマナー違反です。

お供えの際は白黒(または黄白)の水引ののし紙を使い、「御供」「御供物」「志」などと書きます。


外のしで贈るのが一般的です。


四十九日におすすめのお菓子7選

① 老舗のどら焼き・もなか

どら焼きやもなかは、四十九日のお供えとして定番中の定番。


柔らかく、幅広い年代に好まれ、個包装で配りやすいのも魅力です。


特に「榮太樓總本鋪」や「とらや」などの老舗は仏事対応包装もあります。

② おかき・せんべい類

香ばしい香りと上品な見た目で、四十九日法要にぴったり。


塩味中心で日持ちが良く、法要後のお茶うけにも最適。


「赤坂柿山」や「銀座あけぼの」などの詰め合わせが人気です。

③ 羊羹・水羊羹

切り分け不要で扱いやすく、落ち着いた見た目が仏事にぴったり。


「とらや」「塩瀬総本家」「虎屋ういろ」などの個包装タイプが便利です。

④ 焼き菓子(フィナンシェ・マドレーヌ)

洋菓子を贈る場合は、色味が控えめで香りの強すぎない焼き菓子を。


「アンリ・シャルパンティエ」や「ヨックモック」は仏事包装対応があります。

⑤ ご当地銘菓

地元の名産を選ぶと、遠方の親戚にも喜ばれます。
例:
・仙台「萩の月」
・福岡「博多通りもん」
・長野「雷鳥の里」
・京都「阿闍梨餅」
どれも個包装で日持ちも良く、お供えに最適です。

⑥ 季節の和菓子

春なら桜もち風味、夏はゼリーや水まんじゅう、秋は栗菓子、冬は柚子やりんご味など。


季節を感じるお菓子は、故人を想う心を感じさせます。

⑦ 詰め合わせギフト

焼き菓子+煎餅などの詰め合わせは、お下がりにも分けやすく万能。


仏事用包装の「シャディ」「リンベル」などギフト専門店もおすすめです。

四十九日にお供えするお菓子のおすすめ【まとめ】

お供え物は故人が寂しくないように長く添えることが大前提。
しかし、法要後お下がりにして皆で分け合うこともよくあります。
なので日持ちがする、個別包装、みんなが食べられるもの。
この3つをポイントに選びましょう。
慶事に使われる鯛、金粉、紅白などは避けてくださいね。

どこの県や地域にもご当地菓子があるもの。
その土地の人に昔から愛されているお菓子に間違いはありません。
実際に目で見てあれこれ悩むのもまた楽しいもの。
おらが町の自慢の銘菓を皆さんに紹介してみるのもいいかも。

もちろんネットで購入したっていいんです。
イメージしたお菓子がすぐ見つかるのもネットのメリット。
ぜひお気に入りのものを見つけて下さいね。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次