お中元のお礼状を親戚へ｜堅苦しくない例文とマナーを紹介！

親戚からお中元をいただいたとき、「お礼状を送るべきか、電話だけで良いのか」と迷ったことはありませんか？

実際のところ、親しい関係なら電話やLINEで済ませる方も多いですが、ちょっとした手紙を添えるだけで、相手にとっても嬉しい気遣いになります。

この記事では、堅苦しくなりすぎない親戚向けのお中元お礼状の例文やマナーについて、分かりやすくご紹介していきます。

お中元のお礼状は送るべき？

お中元を受け取った際のお礼状は必ず出すものではありません。

出す出さないの選択は個人の自由なので、あまり考え込みすぎなくて大丈夫ですよ。

また、直接お会いして受け取った場合も、その場で御礼を述べる事がほとんどなので改めてお礼状の手配はしなくても良いと考えます。

しかし郵送の場合であれば、無事相手に届いたかどうかなど気になることもありますよね。

頂いたこと、日ごろの感謝を述べることもそうですが、無事届いた報告も含めてお礼状を出すと、お互い気持ちが良い関係を築くきっかけにもなります。

なお、お礼状にはちょっとしたマナーがあるようです！

お中元が届いたら早めに出しましょう

お中元のお礼状は早ければ早いほど良いとされています。

遅くとも、お中元が届いて3日以内にはポスト投函するというのが理想です。

なので、事前にお礼状の準備をしておくと良いかもしれませんね。

住所や宛名を書けばすぐに出せる状態にしておけばいつ届いても即日郵送することが可能です。

お礼状に品物はつけなくても良い

「お礼状だから何か品物も付けないといけないかも…」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは付けなくても全く問題ないです。

お中元に頂いた物に対してのお礼状です。

改めて品物の用意をする必要はありません。

逆にお中元を頂いた後、相手より高価なものを贈る事はマナー違反になるようです。

人間の心理上、頂き物よりも少し良いものを返さないとという気持ちになりがちです。

お互い対等な関係性を築けるようにしましょう。

お中元のお礼状の書き方

マナーをさらった所で、今度は実際のお礼状の書き方についてです。

基本的には、あまり難しく考えず素直な気持ちで御礼を書く事が良いです。

お礼状に限らず、手紙にはルールがありますね。

小学校の国語の授業で「お手紙を書いてみましょう！」と好きな便箋に書いた記憶はないでしょうか？

近年はデジタル化が進んで手紙を書くことをしなくなってしまったので、手紙の書き方を忘れてしまった貴方のために基本的な押さえるポイントをざざっとお伝えしていきます。

ね、こんなのありましたよね。

懐かしいですね（笑）。

目上の方やビジネスで繋がりがある方には上記の書き方を参考に、丁寧なお礼状を準備してみてくださいね。

お中元のお礼状を親戚へ｜堅苦しくない例文

ビジネス用ほど堅苦しくないお礼状を準備したいところですが、実際どんな内容が良いのか迷いますよね。

畏まらず、直接対面した時に話す感覚の内容で全く問題ないですが、敬語は使うようにしましょう。

上記を参考にしてみてください。

お中元の時期は7月上旬だと思うのでこれから更に暑さが厳しくなってきますよね。

そういった事も組み込んでみたり、なかなか会えない親戚であれば簡単な近況なども盛り込んでみると読み手も安心できたり、賑やかな生活状況も伝わりやすいです。

また、はがきや便箋などで遊び心を出してみるのも良いと思います！

貴方らしさを出してみてくださいね。

お中元のお礼状は、形式にこだわりすぎず、季節の挨拶と感謝の気持ちが伝わればOKです。

以下に、親戚向けのやわらかい文例をご紹介します。

例文1:ベーシック

暑中お見舞い申し上げます。

毎日暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日は美味しい○○をありがとうございました。

家族みんなで美味しくいただき、思わず笑顔がこぼれました。

なかなか直接お会いできる機会がありませんが、お心遣いにとても感謝しております。

これからますます暑さが厳しくなりますので、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。

まずは書中にて御礼申し上げます。

例文2：同年代の従姉妹へのカジュアルパターン

※少し砕けた口調・LINE世代に近い感覚

暑中お見舞い申し上げます！

○○（従姉妹の名前）、元気にしてる？
この前はお中元ありがとう～！

届いてすぐ冷やしていただきました。めっちゃ美味しくて感動。家族にも大好評だったよ！

お互い忙しくてなかなか会えないけど、またタイミング合ったらゆっくりお茶でもしようね。

暑い日が続くから、くれぐれも体調には気をつけてね。
取り急ぎお礼まで。

例文3：高級なお肉をもらった場合の少し丁寧なパターン

暑中お見舞い申し上げます。

このたびは立派なお肉をお贈りいただき、誠にありがとうございました。

とても柔らかく、上品な味わいで、家族みんなで贅沢な時間を過ごさせていただきました。
まさかこんなに高価なものを…と恐縮しつつ、ありがたくいただきました。

どうぞくれぐれもご無理なさらず、暑さに負けず元気にお過ごしください。

心より御礼申し上げます。

お中元のお礼状を親せきに堅苦しくないメッセージを送りたい【まとめ】

親戚に送るお中元のお礼状は、形式ばらず気持ちを込めて書けば十分です。

普段は電話やメールで済ませている方も、たまにははがきや便箋で感謝の気持ちを伝えるのも素敵ですよね。

相手の健康を気づかいながら、家族の様子などを軽く添えるだけで、心のこもったお便りになります。

ぜひ、あなただけのちょっとした“お中元のお返し”として、手紙を楽しんでみてください。