小学校夏休みの「保護者から一言」書き方&NG例|おうちのひとから一言欄文例5選

夏休みが始まると、お子さんが通知表を持ち帰ってきますよね。

成績よりも悩むのが「親から一言」欄。

何を書けばいいのか分からない、失礼になったらどうしよう…と不安になる保護者の方も多いでしょう。

この記事では、先生に好印象を与える書き方のポイントとNG例、さらに厳選した5つの例文を紹介します。

これを読めばスラスラ書けるようになりますよ。

目次

小学校夏休みの「保護者から一言」はお子さん宛に書くのではない

いざ、書き始めようと思った時、ふと、誰に宛てて書くのかわからなくなることがありませんか。

結論から言うと、保護者欄というのは先生が読むことを意識して書くものです。

もちろん、お子さんが目にすることもありますが、大事なのは「家族がお子さんの様子をどう捉えているのか先生が把握すること」です。

そのため、お子さんに向けて書くのでなく、先生の目に入ることを意識した文章を心掛けましょう。

親からの一言は、夏休みのお子さんの学習や生活の様子を書く

通知表の学校欄には、1学期のお子さんの学習や生活の様子が書かれています。

そのため、親から一言・保護者欄に書く内容は家庭での学習や生活の様子を書くようにしましょう。

この際押さえておきたいのは以下の2点です。

ポイント1:先生からの言葉への返事を書く

先生からの言葉に何か感じるものがあれば、返事を書きましょう。

お礼、感謝の言葉、意見、要望などです。
ただし、あまりネガティブな表現は使わないように気をつけましょう。

ポイント2:お子さんにがんばってもらいことを書く

学習成績を上げたいとか、生活態度の改善したいところなど、お子さんにがんばってもらいたいことを書きます。

以上を踏まえて、文面を考えてみましょう。

夏休みの親から一言 厳選5つの文例集

ここからは具体的な文例をご紹介します。お子さんの様子に合わせて書き換えていただければと思います。

学校からの初見と自宅での様子を比べて書く

例文1:

「1学期は大変お世話になりました。おかげで英語が得意科目になったようです。夏休みの宿題も、英語は「楽しい」と言いながら取り組んでいました。親として大変うれしく感じています。2学期も引き続き、ご指導をよろしくお願いいたします。」

苦手を克服したことを褒めてあげる

例文2:

「苦手だった算数をがんばったようです。成績も上がって喜んでいます。2学期は、英語をがんばると意気込んでいます。今後もどうぞよろしくお願いします。」

家での様子・お子さんががんばったことを書く

例文3:

「夏休み中は、ご飯の用意やお風呂掃除の手伝いをがんばってくれました。勉強は自分で決めた計画を順調に勧められたようで何よりです。2学期もどうぞよろしくお願いします。」

2学期に力を入れて指導して欲しいことを書く

例文4:

「夏休み中はのんびりと過ごしていました。その分、宿題のラストスパートは苦労しましたが無事に終えることができました。1学期は、英語の成績が良く、本人も喜んでいました。2学期は算数をがんばるように本人と話しました。ご指導よろしくお願いします。」

引き続き頑張って欲しいことを書く

例文:5

「1学期の成績がたいへん良かったので、本人もとても喜んでいました。家でも、きちんと努力したことを家族みんなでほめました。2学期もやる気充分のようです。引き続きのご指導をよろしくお願いします。」


保護者欄に書かない方がいいNG例

親から一言を書く際に気をつけたいのは、書かない方が良い内容を避けることです。

先生に悪い印象を与えたり、お子さんが恥ずかしい思いをしたりしないように、以下のような内容は控えましょう。

先生への批判や学校への不満

例えば、「先生の教え方がわかりにくいようです」「宿題が多すぎます」など、批判的な内容は保護者欄には書かない方が無難です。

要望がある場合は、個別に相談する方が適切でしょう。

お子さんへの過度なダメ出し

「全然勉強しませんでした」「だらけてばかりで困ります」など、お子さんを否定する言葉は避けましょう。

先生もどう対応していいか悩んでしまいますし、お子さんが読むと傷つくこともあります。

家族のプライベートすぎる内容

例えば「祖父母の介護で忙しく、見てあげられませんでした」「夫と喧嘩してばかりで…」など、先生が知る必要のないプライベート情報は書かないようにしましょう。

ふざけた表現や砕けすぎた言い回し

先生も一社会人ですので、あまりに軽すぎる表現は失礼にあたることがあります。

親しい間柄でも、公的な書類と捉えて丁寧な文章を心がけましょう。

【まとめ】夏休みの「親から一言」書き方&NG例

以上、親から一言書くためのポイントと具体的な文例をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

書く内容は、お子さんの様子を中心にしていれば、学習・生活の話題どちらでも問題ありません。

ビジネス文書のようにかしこまったものでもないので、手短な文章にまとめておけば大丈夫でしょう。

ただし、先生も人間ですから、あまりくだけた表現は失礼に当たりますし、ネガティブな内容は避けたほうが良いです!

お子さんの様子をしっかりと気を配り、成長していく様子を見守ってあげてくださいね!

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