里帰り出産をした場合、お宮参りは「里帰り先で行うべき?」「自宅近くの神社に戻ってから?」と悩む方は多いものです。
本来の考え方や最近の傾向、決め方のポイントを知っておけば、家族みんなが納得できる選択ができます。
この記事では、里帰り出産の場合のお宮参りの考え方と判断基準をわかりやすく解説します。
お宮参りの儀式について
生まれたばかりの赤ちゃんをこれから末永く、温かく見守っていただけるよう、神様にお願いをする儀式のことをお宮参りの儀式と言われています。
赤ちゃんにとっては生まれて初めて行う大イベントです。
神様に感謝とお願いを行う儀式になるので、願いする行為の時はお寺ではなく神社に行くのが一般的だと言われています。
最近では、お寺でもお宮参りをしているところもあるようですね。
お宮参りを希望する神社では、いつ頃どういったかたちで行われているのか、事前にきちんと調べておきましょう。
予約をしなければいけないところ、神主さんがいて祈祷を行ってくれるところ、また、初穂料についてなど、事前に確認しておくと、当日はスムーズにとり行うことが出来ますよ。
自分たちの住むところでお宮参りをするのが基本
いざお宮参りを行おうと思うと、どこでしていいのか迷われる方も少なくはありません。
お宮参りとは本来は、「土地の守り神を祀っている神社に子どもの誕生を報告し、健やかな成長を願う儀式」として行われてきました。
今は土地神や信仰などは薄れてきていますが、これからすくすくと子どもが暮していく場所の氏神さまに祝ってもらうのが良いでしょう。
里帰り先でお宮参りをするのはいいの?
「自分達の住むところでお宮参りをする」のが基本的なお宮参りの場所と言われても、どちらかが遠方に住んでいる場合には、どちらかを優先にすることを考えなければいけません。
どちらをお断りするのかは、赤ちゃんとママの体調に合わせるのが良いのではないでしょうか。
出産して1ヶ月後に訪れるお宮参り。
ママの体調も、まだ完全に万全な状態ではありません。
その為、里帰り先でのお宮参りを希望する人も増えてきました。
赤ちゃんとママの体調を優先して決める
里帰り先と、自宅とどちらの神社でお宮参りをするかを決める基準はいろいろあります。
いろいろな基準を総合した結果で決める人は多いですね。
体調や気候で選ぶ
お宮参りをいつどこで行うかを決めるのに一番大切なことは、赤ちゃんとお母さんの体の負担が大きくならないようにすることです。
生後1ヶ月頃の赤ちゃんは体力も抵抗力も弱く、お母さんも体の回復が十分でない場合があります。
体調や気候のことを考えて、決めるのが最もおすすめな方法ですが、ここで大事なのが、ご主人と、義実家にもしっかりと報告・相談を行い、事後報告はしないこと。
みんなが納得したうえで決めることが大事です。
里帰り出産の場合のお宮参りの具体的な決め方
里帰り出産の場合、お宮参りをどこで行うかは家庭によって判断が分かれます。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで決めると後悔が少なくなります。
里帰り先で行うメリット・デメリット
里帰り先で行う最大のメリットは、ママの体への負担が少ないことです。
長距離移動を避けられ、実家のサポートも受けられるため安心感があります。
特に産後の回復が遅れている場合や、季節が真夏・真冬など気候が厳しい時期には大きなメリットになります。
一方で、将来的に暮らす地域の氏神様へ最初のご挨拶ができないという点を気にするご家庭もあります。
また、義実家側の参加が難しくなるケースもあるため、事前の相談は欠かせません。
自宅近くで行うメリット・デメリット
自宅近くの神社で行う場合、これから生活していく土地の神様へ正式にご挨拶できるという安心感があります。
義実家側の祖父母も参加しやすいという利点もあります。
しかし、里帰り先からの移動が長距離になる場合、赤ちゃんとママに負担がかかる可能性があります。
移動時間、授乳間隔、気候などを具体的にシミュレーションして判断することが大切です。
後日あらためて自宅近くで参拝するという選択肢
最近では、「里帰り先でお宮参りを行い、自宅に戻ってから改めて氏神様へお参りする」という方法を選ぶ家庭も増えています。
正式な祈祷は里帰り先で行い、自宅近くでは報告参拝という形でお参りすることで、両方の気持ちを大切にできます。
形式にとらわれすぎず、家族の体調や状況に合わせて柔軟に考えることも現代では一般的になっています。
お宮参りは「こうでなければならない」という絶対的な正解がある行事ではありません。
赤ちゃんとママの安全を第一に、家族みんなが笑顔で迎えられる形を選びましょう。
お宮参りは里帰り先でもOK?【まとめ】
本来は、これから住む場所の神社で行うのが正式な場所と言われていますが、赤ちゃんやママの体調や気候によって、里帰り先でお宮参りを行う方が負担が軽いと判断した場合、里帰り先で行う家族も最近では増えてきました。
しかし、その場合にも、義実家やご主人にもしっかりと報告・相談を重なうことが大事になってきます。
みんなが納得をした上でなら、里帰り先でのお宮参りはいけないことではありません。
無理をせず、赤ちゃんの体調を考えて、思い出に残るお宮参りを過ごしましょう。
